絵本「3びきのかわいいオオカミ」 [10~15分]
3びきのこぶたのパロディー版?です。
3びきのこぶたとおおかみの話が
3びきのちいさなオオカミと わるいおおブタの話に変わっています。
そのうえ、現代風にアレンジされています。
オオカミたちの家は レンガやコンクリートや鉄骨になり
おおブタは ハンマー、電気ドリル、ダイナマイトで家を破壊することに。
力と力の対決は、エスカレートするばかり…。
違った解決策はないかと考えたオオカミたち。
ステキな解決策を思いつきます。
(地球上のあちこちで起っている紛争も、こんな解決策があるといいのですが…)
読み初めてすぐ、子どもたちはパロディーに気づき笑い出します。
わるいおおブタの破壊力のすごさをおもしろがるのは男の子。
平和な結末にホッとするのは女の子。
平和過ぎて物足りない子もいるようです。
ストーリーに含まれた、人間社会への痛烈な批判に気づいてくれると嬉しいですが。
奥の深さを感じる絵本です。
2008-01-11 17:26
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